院試のTOEIC、TOEFLはどのくらい必要??

大学院試情報
 東大や東工大の院試を受けている方が身の回りに多いのでその2つの大学院の話中心にはなりますが、ある程度他の大学院にも当てはまるはずです。

 英語スコアに関しては、いろんなサイトを見ても結構意見がバラバラなことが多いです。自分がよく目にしたもので言うと、東工大はTOEIC600点は最低で700点で合格水準で、東大のTOEFL iBTは80点が目安といったものでした。

 筆者のスコアや、実際に東大、東工大の院試を合格した人のスコアを参考に、このくらい有れば及第点という50%スコアと、ここまでやれば専門科目に移るべきという80%スコアみたいな名前で出していこうかなと思います。
(四谷大塚の中学受験偏差値のパクリ笑)

TOEIC

 こちらを受験する院進勢が圧倒的多数でしょう。

TOEIC 【東工大】

 東工大TOEICでは、50%スコアは700点、80%スコアは800点とさせていただきます。
まず、自分の学部が東工大ですので内部東工大生のスコア分布に関しては、ある程度詳しい自信があります。大体内部だと院試出願期で、〜600点が5%、600〜700点が45%、tel:700〜800点が30%、800点〜が20%くらいの体感です(あくまで筆者の周りとTwitterを見た体感なので、もう少し600〜700点に人がいるかもしれません)。東工大だと内部の合格率がかなり高いので、そこに外部が割って入るためには上位50%に入れる700点程度、欲を言えば800点越えですと、もう英語ではあまり差がつかないとなってくると思います。また、内部生は最低でも600点とれる実力がないと四年生になれませんよ!!と建前上なっているので、外部で600点以下は専門科目が相当できない限り厳しいかなと思います。

TOEIC 【東大】

 東大は限られた専攻の研究科でしかTOEICで出願できません。
専攻も多く研究科も多いので情報の信憑性としては東工大より薄いですが、新領域の生命系で有れば80%スコアは850.50%スコアが780くらいかなと思います。(なぜか生命系は英語できる人が多い印象)ほかの物質系とかエネルギーとかの方で有れば東工大とそう変わらない感じです。

TOEIC学習におすすめの教材

TOEICのテクニックはこの一冊で基本OKです。

公式本でテスト慣れに使いましょう。

リスニングの基礎的な学習をしていない方は是非。

TOEFL

 東大においては例年で有れば出願時にiBTのスコアを出すか、院試本番の午前にITP を受験するかの2択なことが多いです。

TOEFL iBT

 iBTはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングと4技能を問われるので受験時代は英語やってたけど大学ではあまり…と言った学生が3年生の1月以降に手を出すのは、はっきり言ってやめた方がいいです。まず受験料が一回2万五千円くらいしますし、対策もかなり難しく、テクニックなどを駆使してTOEIC800で有れば対策をちょろっとしただけではTOEFLで70も取れないんじゃないかと思います。
なので、あまり需要は無さそうですし筆者の周りに受験者がいないので50%スコアを出すことが少々難しいです。(2022年4月以降加筆します)ただ、自分は72で総合文化研究科、理学系研究科に合格しています。なので80%スコアとしてはネットの情報で80、50%スコアが70前半といったところかなと思います。

TOEFL ITP

 これは周りで4人ほどのサンプル(工学系、理学系)がありますが、どの人も550±10くらいに収まっていました。ですので80%スコアが560、50%スコアが540くらいなのかなと思います。ここについても加筆できていけばと思います。ちなみに筆者がTOEIC800、TOEFL i BT72の時に対策なしで受けてみた時が532でした。リスニングが早くて、リーディングも量が多くテクニックが必要だと感じました。ただ、こちらの試験はそれこそ8月まで対策できます。(他の試験はせいぜい5月)

TOEFL学習におすすめの教材

東大TOEFL受験に必要な単語はLevel3まででOKです。

基礎的なリスニング学習。聞き取れない人はまずはここから。

Readingの基本的なテクニックですがWritingにも役立つ。

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ITPの方はこちらで対策を立てましょう。

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