研究室訪問になるべく早く行くべき理由 5選

大学院試情報

 こんにちは 東工大から東大院に合格したPOKOです。
この記事では意外と院試受験生が気づいていない研究室訪問の価値について書いていきます。
実は研究室訪問は早くすればするほど、院試に有利になることを知っていますか?

 研究室訪問について、「メールはどうすればいいのか」、「何を聞いたらいいのか」等の流れや用意していく事柄についてまとめているページあるのでそちらも是非ご覧ください。

参考書の情報を先輩から早いうちに貰うことで勉強の方針が立てやすくなるから


 院試は大学受験と大きく違い、この参考書をやっておけばいいなどの情報がなかなか出てこないですし、それこそ受験する大学や専攻によって選ぶ参考書が全然違うなんてこともあります。そこで、多くの院試受験生は1月や2月にググってこの参考書はどうなのか、いやあっちの参考書はどうなのか、本は決めたけどどう進めていこうかなどに脳のリソースを持っていかれるのです。そこで研究室訪問の際に志望している専攻の先輩方になんの参考書を使ったか、どのくらいやったかなどの情報がネットで調べるより、簡単に得られます。それこそ2か所や3箇所訪問に行けば10人くらいから話を聞くことができるので、自分の勉強の方針を立てるまで、勉強を始めるまでの時間がぐっと短縮されます。

英語のスコアの具体的な目標が決まるから


 英語に関しては、院試だと多くの大学がTOIECを利用でき、一部東大院などではTOEFLやIELTSが必要なところがあったりします。しかしどのサイトを見てもスコアをどのくらい取ればいいのか書いてある数値にバラツキが見られます。
東工大で600と言っている人や、700と言っている人、東大でTOEFL iBTが80と言っているサイトなど色んな情報が散見され、結局どの位を目標に学習計画を立てていいのかが難しいです。英語スコアに関しては別の記事で話しているのでそっちもご覧ください。そこで実際に合格した先輩からスコアの話や、いつまでに、どのくらい英語をやっていたかなどの話が聞けるのは貴重です。

先生からの印象がよくなるから


 先生からの印象がよくなると聞いて、それがなぜ院試合格につながるのか、ぱっと分かる人は多くないと思います。
研究室とは教授は実際に実験などはせず、助教や研究院、博士、修士の人が研究を行います。そこを監督し、意見を出したり、方向修正してくれるのが教授です。科研費という研究予算を修士の人でも割り当てられるわけですから、教授としても研究へのモチベーションが高くなさそうな人や、話が通じない変人をラボにいれたくはありません。逆に誠意ややる気のある様子を見せれば教授からは「あの学生はぜひラボに入ってほしいな」と思われるわけです。専攻によりけりではありますが、面接の試験では一般的な質問がされたのちには、志望教員から質問が飛んできます。そこでどんな質問が飛んでくるかある程度教えてくれる先生もいますし、先生と話している會田に聞かれたなというものも混ざっていたりします。

過去問の解答や、たくさんの過去問が手に入る可能性があるから


 院試が大学受験と違う大きな要因の1つとして過去問の解答が存在しないことが大多数というものがあります。大阪大学の理学部の生物とかは解答が大学側から出されていて非常に参考になりますが、東大や東工大の問題に関しては大学側が出している信ぴょう性の高い解答はなく、基本的にあるのは間違っているところもあるであろう、合格者のものしかありません。ネットだと有料で販売していたり、Twitterなどで取引していますが、相手の顔が分からないので信ぴょう性に欠けたりするものもあります。そこで、研究室訪問で訪れた先輩方から貰えれば、たとえ間違っている問題があったとしても無料で、しかも相手の顔が分かる資料が手に入ることになります。院試の過去問を解答がない状態で自力で解答を作っていくのは非常に大変な作業です。そこを短縮できるわけですから勉強がはかどりやすくなります。もちろん自分で解答をつくろうと試行錯誤する時間は大切です。理解が深まったり、分かっていなかったところが浮彫りになるからです。しかし、時間をかけすぎても仕方がありません。そこで早めに研究室訪問でもらっておくとよいでしょう。

一人では気づけない注意点

 一人では気づけない注意したほうがいい点に気づけるというのは少しぼやけている表現ですが、院試に関わらず研究室生活でのアドバイスだったりももらえます。例えばうちのラボは専門を変えてきた人に対して勉強会とかしてないから学部生の内に少し勉強してないと厳しいよ。だったり、もしこれを読んでいるあなたが博士課程にいくより就活をしたい時に、うちのラボにはには博士課程行く人ばっかりだよ、なんて言われたらちょっと合格後の修士としての生活がしづらそうだとかってなりますよね。
また、院試のアドバイスについても6月は出願で忙しいからあんまり、勉強進まない等のアドバイスをくれる可能性もあります。

いかがだったでしょうか。
研究室訪問で得られる情報は沢山あります。
早いうちに情報を集めて、自分に合った戦略で努力すれば院試は絶対合格できると信じています!

このブログの情報を活用して、院試の勉強頑張ってください!

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