一橋大学言語社会研究科受験体験記

体験談
こんにちは、 今回は一橋大学大学院言語社会学研究科(言社研)の院試体験談をします! 皆さんのお役に立てると嬉しいです!
言社研の修士課程入学試験は年に2回で、秋季(10月)と春季(2月)に実施されます。 私は2023年度春季試験に受験したので、その時のことを詳しくお伝えします!

一橋を選んだ理由

①言社研は学部のない研究科なため内部生よりも外部生が多くてアウェイ感がない ②教授のコメントや時間割を見るに、言語学を学ぶというよりも文学を読解することがメインで、文学部出身の私も入りやすそう ③出願時に卒論を提出する必要がない 特に決め手となったのは③です。 私が一橋の言社研の受験を決めたのは大学4年の9月でしたが、ほとんどの大学院は春季試験出願時に卒論(または卒論相当のもの)の提出を求められ、私の所属していた大学では卒論を書く必要がなかったため卒論を書いていない私には「卒論が出願時にいらない大学」であることが最優先事項でした。 今思えば、大学院進学を考えていながら卒論を書かなかったことを後悔しています。 ★卒論(または卒論総統の論文)を求める大学院は多い!

試験の流れ

※日程は2023年度のものです※ 最新の日程は一橋大学の公式サイトからご確認ください。
出願期間 2023年12月13日〜2024年1月9日 研究計画書の提出 ・外国語の試験(口述試験時に行う)でどの言語にするか選ぶ​
一次試験 書類審査 研究計画書の内容が著しく現社研から外れていなければ書類審査には通る。
一次試験合格発表および二時試験情報開示 2024年2月1日 ※掲載時間が限られているので注意※
二次試験 2024年2月3日 口述試験 試験時間は45分 ・最初の15分に外国語の試験 ・残りの30分で計画書に関する質疑応答
最終合格発表 2024年2月7日 ※掲載時間が限られているので注意※

口述試験について

口述試験は1対2でした。 面接官2人は自分の計画書の内容に一致する教員だったので、計画書への質疑応答時にはかなり現実的な質問がされました。 試験時間は45分で、外国語の試験15分+計画書への質問30分です。 ▶︎外国語の試験 出願時に「英語・独語・仏語・中国語(だったはず…)」の中から自分の研究で使う外国語を選択します。私の提出した研究計画書は「海外と日本のジェンダーについて」(少し濁しています)という内容だったので、ジェンダーに関する20行ほどの第二外国語の文章がプリントされた紙を渡されました。2箇所下線部があり、「ここにある文章、最低でも下線部分を、口頭で和訳してください」と指示されました。 15分の内訳は「最初の5分間で黙読→次の5分間でわからない単語を面接官に教えてもらう→最後の5分間でドイツ語の音読と和訳」でした。 自分の計画書に似た文章を渡されたので、一人一人に合った文章を用意していると考えられます。 ★文法や単語の勉強だけでなく音読も大事!

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