今回は外部大学から東京大学 大学院に現役合格したPOKOさんにインタビューをしてみました。
POKOの自己紹介
どの大学から大学院受験をしましたか?
東京工業大学 生命理工です。
どこの大学のどの研究科と専攻に合格しましたか?
東京大学
新領域創成科学研究科
メディカル生命専攻
総合文化研究科
広域科学専攻
理学系研究科
生物科学専攻
です。
不合格の専攻があれば、不合格になった理由をお聞かせください。
ないです。
所属大学での学科順位はどのくらいでしたか?
180人くらい(留年も含む)いるうちの150番目とかでした。
院試についてのQ&A
対策を始めた時期
院試の勉強はいつから始めましたか?
専門科目始めたのは2月上旬でしたが、なかなか勉強が軌道に乗らず5月くらいからやっと軌道に乗れて理解が進んでいきました。
なぜその時期に勉強を始めましたか?
単位を取らないと留年するところだったので単位を真面目にとって期末試験が終わってから始めた形です。
塾の利用
院試にあたって塾や家庭教師などを利用しましたか?
利用しました。
塾を利用してどのような点で有利になったと思いますか?
専門科目を教えてもらうというよりは集めてきた情報をフィルターにかけてもらったり、仲間が少ないところを応援してもらう形でやっていました。
院試のために塾通いは割高感もありましたが、情報の精度を信用できたり、アドバイスも責任のあるものを聞けるので、一人でやって院試落ちるより100倍いいと思いました
研究室訪問
研究室訪問には何件、いつ行きましたか?
3件行きました。
1つは12月くらいに「研究室訪問」の雰囲気だけつかみに行って、2件は真剣に訪問しました。東大は3専攻受験してますが、志望研究室が被っていたのであんまり訪問してないです。
試験
各専攻についてどんな作戦(配点など)をたてて攻略しましたか?
オンライン試験は特に作戦はなかったです笑
東工大は分子生物学の内容と生化学の内容が半々で、暗記問題が多いので、それぞれで得意分野をつくってそれで解きました。
対策あんまりしてなかったのに合格できたのは出題運が結構ありました。
体感で筆記試験はどのくらい解けましたか?
東工大は6~7割の体感です。
面接
面接対策はなにをしましたか?
オンライン試験だったので筆記の出来を聞かれたりはしないし、面接時間が5分ほどしかなかったこともあって、修士でなにをしたいか、なぜその研究室を志望したかの論理と、今の研究からなぜその研究室に行くのかを固めてました。そのせいで第2志望に適当に書いた教授に研究内容聞かれて爆死しましたが笑 意識したのは小学生みたいですがハキハキと元気に話すことです
苦労したこと
なにか勉強をしてて障害だったことはありますか?
コロナで図書館だったりがなかなか行きづらい環境で、家で勉強するのが苦手な自分としてはつらかったです。学校の図書館だと参考書が重いです……。
外部から大学院試をすることについて、苦労したことはなにかありますか?
大学受験と違って同じ目標を向いている仲間がいない環境で一人で勉強するのが大変でした。
情報収集は得意分野だったのでその辺は大丈夫でした。
院試の勉強で注意したほうがいいことはなんですか?
6月は研究の進捗報告だったり、願書だったりで意外ですが、かなり忙しいです。
そこで思ってるより勉強できないことを把握したほうがいいです。
英語
英語はいつ頃から始めていつまでやってましたか?
自分はTOEFL iBTを3年の夏~12月までやって、あとはほとんど英語はやりませんでした。
Q.各種英語試験のスコアはいくつですか?
TOEIC825 TOEFL iBT72
英語はなにを使って対策していましたか?
TOEFLはアルクの完全攻略と、iBT大戦略シリーズを使ってました。
専門科目
Q.教科書/参考書は何を使用していましたか?
The Cellを中心に、苦手な分野はessentialを使いました。よく色々なサイトで出てくる分子生物学演習も購入しましたが、あまり使わなくていいように感じました。(東工大の試験は対面だったため、会場でその本を使っている人はいました。)
専門科目の勉強を始める前はどのくらいの実力でしたか?
生物は全くできませんでした。翻訳とか、複製とか何を言ってるのかもさっぱりでした。数学などの科目は使用していないので書きません。
過去問
過去問はいつごろから着手しはじめましたか?
過去問はそこまでやってません。専門科目の完成が遅かったのとコロナでオンライン試験なのもあり過去問の費用対効果が大きくないと判断しました。
過去問やその解答はどうやって入手しましたか?
過去問をあまりやっていないですが、同じところを受験する友人が周りにいなかったので解答は自分で調べたりしました。
大切なこと
院試の勉強でずばり大切なことはなんですか?
今の研究室に時間を取られ過ぎないことです。
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