こんにちは!ちゃんぽこです!
今日は東大と東工大の院試に受かった僕が、「生物系の院試の勉強法」についてお話したいと思います!特にどの教材をどのように使って勉強したかをお話していきます。
「The Cell 細胞の分子生物学」と「Essential 細胞生物学」を併用しました。
勉強のすすめかた
一週目
1章ごとに読み進めていき、なんとなく大事そうな単語の意味をしっかりメモし、頭にいれて全体概要をつかみました。ただ量と難易度から途中でCellからEssentialに移行しました…。
さらに結局、免疫から後ろの章は手が回らず一切手を付けませんでした。(第1志望ではあんまりでないことから捨てました)
二週目
まとまりのある章ごとに進めていきました。(例えばCellだったら4~6章など)
その関連の深いところを短期間で読み、ざっくりとまとめノート的なのに書いていきました。(レベル感としてはRNAプロセシングはポリA尾部の付加、5’キャップの付加、RNAスプライシングによるイントロンの削除が行われ、それによって前駆体mRNAが成熟mRNAとなるという程度)
自分はありえないくらい生物が苦手なところから始めたので得意な人はこの過程で3週目レベルまでやっていいかもしれない。
三週目 (2週目のノートを覚えることと並行しながら)
いよいよ院試で答案を書くため細かい知識を覚えていきます。2週目のノートを原案に、より深い知識を覚えるためにノートにまとめました。(先ほどのプロセシングの例を取ると、RNAスプライシングはGUで始まりAGで終わるイントロンが除去され、それが2段階エステル転移反応で行われること、その機構、そのスプライシングにsnRNAが関わり、3を除くU1~U6の5つのsnRNAがsnRNPとなり働くなど)
細かいところをノートに書いていきました。
正直これが相当大変でした。
四週目
3週目でこれは覚えなくてもいいかなとしたものや、過去問などを見て聞かれていたことを3週目のノートにどんどん書き足していく。
過去問へのアプローチ
こんだけやっても過去問を見て半分以上余裕で解けるぜ!とは残念ながらなりませんでした。
生物系は必然的に問題演習をする機会がありませんから、覚えた知識の吐き出し方を過去問で練習する必要があります。
生物がよっぽど好きで得意だよって人以外は過去問で5割、6割取れるようになるのは早くて7月〜だと思った方がいいです。
大学院進学を考えている方で、お悩みがあるへ
大学院入試対策を専門に行っている院試塾へ、お気軽にご連絡ください!
無料学習相談・無料体験授業なども行っています。
コメント